バウンスメールとは

バウンスメールとは、配信したメール・配信しようとしたメールがなんらかのエラーによって 送信者に差し戻されたメールの事を指してそう呼びます。他に エラーメールリターンメール不達メール 等で表記されることもあります。

バウンスメールは、バウンス理由の一覧に列挙した理由で、 送信者がMAILER-DAEMONPostmasterとして返ってきます。


初出: bouncehammer.jp/ja/what-is-bounced-email

バウンスメールの特徴

バウンスメールは、Subjectヘッダ(件名)Fromヘッダ(差出人)に特徴があり、 おおまかに言って数種類のうちのどれか、あるいは似たような表記になっています。

バウンスメールのSubjectヘッダ

バウンスメールは送信者のメールサーバまたは宛先のメールサーバのメールサーバソフトウェア (Sendmail, Postfix, qmail等)が自動で作成するもので、そのメールのSubjectは 次のようなものになっています。

  • Returned mail: see transcript for details
  • Mail System Error - Returned Mail
  • Non Delivery Notification
  • DELIVERY FAILURE: ...
  • Undelivered Mail Returned to Sender
  • Postmaster notify: see transcript for details
  • Delivery Status Notification (Failure)
  • Warning: could not send message for past 4 hour
  • failure notice

バウンスメールのSubjectは、メールサーバソフトウェア毎にいくつかの種類がありますが、 だいたいどれも配信エラーであることが分かるような内容になっています。 また、一部の日本語化されたメールサーバソフトウェアが作るバウンスメールを除いて、 バウンスメールはSubjectも本文も英語で書かれています。


バウンスメールのFromヘッダ

バウンスメールは、送信者の会社・組織・プロバイダのメールサーバ、 または宛先のメールサーバで動くSendmail, Postfix, qmail等のメールサーバソフトウェアが作りますが、 From:ヘッダはどれも共通していて、メールアドレス部分や名前の部分は下記のような名称を名乗っています。

  • MAILER-DAEMON
  • MAILER-DAEMON@送信メールサーバのホスト名
  • MAILER-DAEMON@宛先メールサーバのホスト名
  • Postmaster
  • Postmaster@送信メールサーバのホスト名
  • Postmaster@宛先メールサーバのホスト名
  • Mail Delivery Subsystem
  • Mail Delivery System
  • Mail Administrator

バウンスメールの本文

バウンスメールの本文は、同じくメールサーバソフトウェアによって、 またそのエラー内容によって様々な文章が書かれています。 Sendmail, Postfix, qmail等の著名なメールサーバソフトウェアを中心として 原則英語で書かれていますが、一部の日本語化されたメールサーバソフトウェアから 返ってくるバウンスメールの中には、日本語で分かりやすくエラーの理由が書かれているものもあります。

Sisimaiの役割

Sisimaiは、バウンスメールのヘッダ部分や本文を解析して、 それがバウンスメールである事、なぜ配信エラーになったのか、 を読み取ります。 バウンスメールの本文では、書かれているエラーメッセージもそうですが、 下記のヘッダが特に重要になります。

  • Status: 5.1.1 ←数字はいろいろ
  • Diagnostic-Code: ... ←エラーメッセージ・SMTPサーバの応答など

Sisimaiはバウンスメールの内容を解析し、エラーになった理由・メールアドレス・時刻 などを検出するライブラリです。