Sisimai(シシマイ)は複雑で多種多様なバウンスメールを解析してバウンスした 理由や宛先メールアドレスなど、配信が失敗した結果を構造化データで出力するライブラリで JSONでの出力も可能です
SisimaiはUNIX mbox形式のファイルや Maildir/ディレクトリ内にあるような バウンスメール用解析ライブラリです。PerlまたはRubyで動作します。
Sisimaiは よく見かけるエラーである"宛先不明"や"メールボックスがいっぱい"、 "拒否"ほか34種類のバウンス理由 を検出する事が出来ます。
Sisimaiによって解析されたバウンスメールの内容は構造化された データとなりJSON形式としても出力できます。
SisimaiはオープンソースのMTAや商用MTA、メール専用アプライアンス、 著名なメールサービスからのバウンスメールの解析が可能です。
2014年夏、Perl版Sisimai(シシマイ)は bounceHammerが抱える解析精度に関わる致命的な問題の数々 (一通のメールに複数件のバウンスがある場合に一件目しか解析出来ない、依存モジュールが多く、 うち幾つかは既にメンテナンスされていない、Perl 5.16以降で動作しない等) を解決する為に開発されました。
現在、Perl版SisimaiはbounceHammerの2.0 倍程度高速に動作し、2倍の解析精度を誇ります。そして2016年2月3日にはRuby版Sisimai をリリースしました。
そして2024年2月2日、Sisimai公開から10周年の年に、ドメイン認証 (SPF, DKIM, DMARC, ARC)系エラーやレピュテーションに起因するエラーなど 現代のバウンスも検出可能なSisimai 5.1.0 をリリースしました。
解析精度
59%
解析速度(1000通)
4.24s
検出可能なバウンス理由数
19
解析モジュール数
15
依存モジュール数
24
リリースから
周年!
検出可能な
実装された
種類の解析エンジン
依存するのは
個のモジュール
Sisimai(シシマイ)は*BSDやMac OS XやLinuxのようなPerlまたは Rubyが動作するOSで動きます。また、Sisimai 4.22.5からは、 Windows上のActivePerlで動作するかもしれません。
Sisimai 5.0.0で互換性のない、破壊的な変更がいくつか入っています。 インストールやアップグレードをする前にリリースノート とSisimai 4との違いを確認してください。
Sisimaiはオープンソースライセンス(二条項BSD)
で公開しているライブラリですので、どなた様でも自由にお使い頂けます。
しかし、バウンスメール解析の為の環境構築や
Sisimai周辺スクリプトの開発、解析済データを蓄積するデータベース設計や管理、
継続的なバウンス管理、そしてこれまでのバウンスメール解析システムである
bounceHammerからの移行などをサポートする品目を、
開発元である株式会社Cubicrootにて提供しております。