Sisimai(シシマイ)は複雑で多種多様なバウンスメールを解析してバウンスした 理由や宛先メールアドレスなど、配信が失敗した結果を構造化データで出力するライブラリで JSONでの出力も可能です
SisimaiはUNIX mbox形式のファイルや Maildir/ディレクトリ内にあるような バウンスメール用解析ライブラリです。PerlまたはRubyで動作します。
Sisimaiは よく見かけるエラーである"宛先不明"や"メールボックスがいっぱい"、 "拒否"ほか36種類のバウンス理由 を検出する事が出来ます。
Sisimaiによって解析されたバウンスメールの内容は構造化された データとなりJSON形式としても出力できます。
SisimaiはオープンソースのMTAや商用MTA、メール専用アプライアンス、 著名なメールサービスからのバウンスメールの解析が可能です。
2014年夏、Perl版Sisimai(シシマイ)は bounceHammerが抱える解析精度に関わる致命的な問題の数々を解決する為に開発されました。 その二年後、2016年2月3日にはRuby版Sisimaiもリリースされました。
Perl版とRuby版の両Sisimaiは世界で毎月1.1億通(弊社調べ)のバウンスメールを解析し続け、 2024年2月2日にはドメイン認証(SPF, DKIM, DMARC, ARC)系エラーやレピュテーションに起因するエラーなど 現代のバウンスも検出可能なSisimai 5.0.0をリリースし、 同年8月16日にはリリースから10周年を迎えました。
そして2025年2月25日、第三のシシマイとしてスクリプト言語ではない実装であるGo版Sisimai がリリースされました。Go版SisimaiはPerl版やRuby版と同様に依存も最小限に抑えられ、 コンパイル済みバイナリの利点であるデプロイの容易さや実行速度 (bounceHammerの12.2倍、Perl版Sisimai v5 の4.4倍)が特徴的です。
解析精度
59%
解析速度(1000通/Go版)
4.24s
検出可能なバウンス理由数
19
解析モジュール数
15
依存モジュール数(Go版)
24
リリースから
周年!
検出可能な
実装された
種類の解析エンジン
依存するのは
個のモジュール
Sisimai(シシマイ)は*BSDやMac OS XやLinuxのようなPerlまたは Rubyが動作するOSで動きます。 Sisimai 5.0.0で4系とは互換性のない、破壊的な変更がいくつか入っています。 インストールやアップグレードをする前にリリースノート とSisimai 4との違いを確認してください。
Sisimaiはオープンソースライセンス(二条項BSD)
で公開しているライブラリですので、どなた様でも自由にお使い頂けます。
しかし、バウンスメール解析の為の環境構築や
Sisimai周辺スクリプトの開発、解析済データを蓄積するデータベース設計や管理、
継続的なバウンス管理、そしてこれまでのバウンスメール解析システムである
bounceHammerからの移行などをサポートする品目を、
開発元である株式会社Cubicrootにて提供しております。